Chikixxx's Blog

幸せな50代を目指して

早期発見

 

今日は凄くショックな事があった

 

 

チバさんのご逝去

 

発表があった時から気持ちが淀んで

 

「頼むから早期発見であれ!」

と願いながら 最新のMVを見たら

 

痩けた頬が父とそっくりで

更に不安が増した

 

元々凄く痩せてる方だけど

頬や肌に違和感があった

 

多分

発表時には進行していたんだろう

 

食道がんは

症状が出始めた頃にはもう手遅れなので

本当に早期発見が難しい

 

父は全くの無症状で

違う症状で内視鏡検査をしたら

直径1cmほどの食道がんが見つかった

 

急いで従兄弟の医師に連絡し

がんセンターに上手く繋いで貰い早急に手術した

 

担当の医師からは

「ステージは2です」

「早く見つかって良かったですね」

って言われて家族全員安心したけど

3年後に父は息を引き取った

 

葬式が終わり全てが落ち着いた頃に

従兄弟の医師が

「〇ちゃんのがん見た時あぁもうアカンなって思ったんよ。あと数年やなって」

って

 

本当に小さいがんだったのに

叔父が言うには手遅れの進行がんだった

小さかったし膨らみも無かったけど

結構深く浸透していたらしい

 

いわゆる症状の出ない

「見つけにくい悪性がん」だった

 

もし偶然見つからなかったら

余命は一年程だったらしい

 

治療をしないと一年

治療をして延命しても三年

(抗がん剤が効けばもっと延びる)

 

 

食道がんは本当に難しい

 

 

食道がんとわかった時

余りの無自覚 無症状過ぎて

見た目健康そうな父が

呆然と肩を落として

ソファーに座っていたのを今でも覚えている

 

担当の先生は 父の性格(極弱)を考慮して

ステージを下げて

早く見つかってよかったと言ってくれたんだなぁって

叔父の話を聞いてから理解した

 

今調べてみると完全に進行がんだし(多分ステージ3以上?)

首元から肩にまで散らばった様にあちこち転移してたから凄く時間をかけて取り除いてもらっていたな(手術時間10時間)

 

全くの無症状で

食道に出来たがんはあちこちに転移していた

 

…… 怖過ぎる……

 

その後

がんがまだ残っていない様に

トドメで放射線治療もして頑張ったけど

結局効かず翌年に再発

 

抗がん剤治療も何種も薬を変えたり

最後の望みで治験段階の薬も使ったけど

どの薬も効かなかった

 

放射線治療や抗がん剤は

凄く効く人がいれば

全く効かない人もいるって

(今年復活した秋野暢子さんは声帯を取るのが嫌で手術はせず放射線治療で綺麗に癌が消えたらしい)

 

 

……多分だけどチバさんは

アルコールやタバコの過剰摂取が原因だったと思う

 

そして もしかしたら

元々はお酒が弱かったのかもしれない

 

発見が遅れた原因は

父と同じ無症状の見つけにくいがんで

普通の人よりも喉を酷使してるから

多少咳が出たり声がかすれても気にしなかったんだと思う

食道がんは進行すると声が出なくなってくるし

周辺や転移部位に痛みがくるので

それで気付いたのかもしれない

 

お酒が弱かったかもって話は

父に付随していて

 

父はタバコを40手前くらいでやめてたけど

アルコールは365日毎日呑んでいた

昔はウイスキーやブランデーとか度数が高いのが好きだった

 

父はアルコールが本当に大好きだったけど……

 

多分、めちゃくちゃ酒が弱かった

 

夕飯時に350mlの缶ビール呑んだり

日本酒の熱燗や焼酎のお湯割り呑んだり

 

お酒を楽しんで呑んでたけど

すぐ顔が真っ赤になって

少し呑み過ぎると身体中真っ赤になってソファーに寝そべっていた

 

……よくよく考えてみたら

めちゃくちゃ少ないアルコール量で潰れていたわ (私だったら全然足りない)

 

食道がんになりやすい人の特徴は

お酒を呑むとすぐ顔が真っ赤になる人らしくて

 

そういう人は発がん性のあるアセトアルデヒドを分解する力が弱いので

アセトアルデヒドが食道まで経由して炎症を起こすらしい…

 

あと、父はびっくりするくらい熱い飲み物や食べ物を平気で食べていた

これも食道が炎症する原因だし

父は歯槽膿漏が原因だとも言われていた

これは言わずもがな

菌が食道にいくから炎症を加担させる原因

 

 

お酒に弱い人はたまにならいいけど

常習は絶対しない方がいいと思う

 

私の姉はビールを小さいコップ半分呑むだけで気分が悪くなるくらい耐性が無いから

全く呑まないので安心だけど

 

……心配なのは弟だ

お酒を呑むと偏頭痛が酷くなるので全然呑まなかったけど

数年前から偏頭痛がなくなりアルコールをめちゃくちゃ呑む様になった

 

・・・・・・( ˙-˙)💭

 

多分弟は酒が弱い

(呑むとすぐ顔が赤くなるし身体も赤い斑点が出る)←全く父と同じ

 

なのに毎日500mlのビール2本呑んだあと焼酎の水割りいってるらしい ……

 

タバコも2.3年前までパカパカ吸っていた

 

 

父と違う所は

たくさん呑んでアルコールの耐性がついてきた

「元々弱い人」なんだと思う

これが一番危険らしい⚠️

(チバさんもこのタイプかも…)

 

 

とにかく、がんは早期発見が大事

まだまだ生きたい方は

身体に違和感があったらすぐ気付いて対処する事

そして定期的に検査をする事

 

父はがんを発症した頃

めまいが酷く車の運転も危なっかしいので

人間ドックに行くのを2.3年サボっていたから

迂闊な事をしたと悔やんでいた

 

 

若い頃に生活習慣メチャクチャで生きてた人は

40〜50代になったら絶対人間ドックに行った方がいいです

必ずどこかにダメージが現れるから

 

ここ近年

40〜50代のミュージシャンが病気になったり急逝されてるけど

やはり若い頃のツケが出てくる年代です

本当に検診に行って欲しい

 

母の弟は50後半に喉周辺の違和感や咳痰、痛みを感じたけど病院に行かず

限界で病院に行ったら末期の肺がんで

半年後に苦しみながら息を引き取った

お酒もタバコも吸う人だった

 

 

お酒もタバコもしないって人は

食道がんにはならないらしいけど

 

……でも、嗜好がない人生って楽しくないよね

 

何でもリスクを背負って楽しんでるのだから

それは自己責任でいいと思う

 

その代わり

がんになったら

辛くて苦しい拷問の様な日々が待っている

 

これだけは覚悟しなくてはいけない

 

 

チバさん

辛い辛いがん闘病、本当にお疲れ様でした

 

もう苦しまなくて済むのだから

 

アベさんと

 

大好きなお酒とタバコ、ガンガンに吸って

お空で唄ってくださいね

 

 

合掌