皆さんの歯は健康ですか?
だんだん歳を取ってくると色んな所が若い時と違って「ガタがきてるなぁ」ってしみじみ思ったりしませんか?
私の場合は「歯」というか、「アゴ」というか...
この歳になってガタがきて、まさかの歯科矯正をする事になりました。
する事になった経過を話すために物凄く長くなるんですが🙇♀️💦
私は生まれた時から「受け口」で、小さいときは周りによくいる悪ガキっ子に
ア○トニオ猪木さんと私の「アゴ」をかけて「アゴキ」と呼ばれていました😅www
今考えると子供って結構ひどいこと平気で言いますよね~( ̄▽ ̄;)笑
今はア○トニオ猪木さんやお笑い芸人の稲○さんほどではないんですが横から見ると「あっホントだ😲しゃくれてるね!」って判る感じ。
小さい頃は写真で見てもすぐ判るようなしゃくれちゃんでした 笑
受け口というだけで本格的に矯正するまでにはいかなかったのか、歯医者さんにもあまり指摘されず何十年も不具合、不自由なく過ごしてきました。(志○けんさんの(_´皿`) アイーンは禁止だったw)
見た目も小さい時より目立たなくなって問題なかったのですが、10年前から私の口内環境が少しずつ変わってきました。
10年前のある日いきなり上奥歯の詰め物が取れてしまったので、近所の歯医者さんで治療をしてもらったんです。
ちょうど歯を食いしばる所の歯だったんですけどね、詰め物の型を取ってもらって再度詰めてもらったんですが...
「あれ?ちょっと前より嚙み合わせが合わないような…」
嚙み合わせというより、歯が浮いてるというか食いしばっても噛み込めないというか...
と先生に必死で訴えたんですが
「いや、合わないはずはないと思いますよ?開いてる穴に型を取って詰めただけなので。」と言われ、半ば強引に治療を終了させられました😓
...この日から私の長~い「地味な苦痛💀」が幕を開けたのです!!
「歯の違和感」って日常生活でもの凄く支障をきたしたりしませんか?
いつもと違うと気になって気になって仕方ないし、何より力を入れて何か作業する時とか思い切り食いしばれなくて違和感炸裂😫!!
しかもご飯を食べる時も上手くかみ砕けてない感じがして、もの凄く力を入れて噛む様になりました。
更にこの頃はちょうど父が食道癌の闘病中、母まで大腸癌になってしまい
娘と2人でアパート暮らししていた所を急遽実家へ引っ越しし、2人の闘病生活をサポートしていた時だったのです。
…今考えるとこの両親の看護も「口内環境悪化」の一因だったかもしれませんね。
嚙み合わせが合わなくなった歯ばかり力を入れて負担をかけていたのか、どんどん顎の痛みが酷くなりご飯を食べることも苦痛になるくらい口が開かなくなってしまったのです😱💦
「こりゃあかん!とにかく歯医者を変えないとちゃんと改善に向けて治療してもらえやんわ😖💦」と思い、近所に新しくできた歯医者に転院しました。
そこで診察を受けた結果は「顎関節症」。マウスピースを使って顎の痛みを緩和する治療をする事になりました。。
あ!マウスピースを使った治療といっても、今流行っている「マウスピース矯正」ではないんですよね~😅
ただ今の歯形でマウスピースを作って、就寝中や力仕事をするときに使用して痛みを軽減させるだけ。
でもこの時はこの治療だけでも効き目があって知らず知らずに顎の痛みがなくなっていったんです😆✨
マウスピースを作って治療を始めてから翌月、父は他界してしまいましたが
いつの間にか顎関節症は完治?したみたいで転院した歯医者もマウスピースを作ったきり行かなくなりました。
父は亡くなってしまったけど母は抗がん剤が効いてめでたく復活し、私と娘は実家にそのまま母と同居していました。
母が洗濯や料理の家事を平日やってくれたので自分の自由な時間が増え、色々なきっかけを機にTwitterで絵を描く活動をする事に。
この頃も会社やTwitterでのストレスで、いつも絶えず歯を食いしばる癖があったのですが「顎関節症」が悪化することはありませんでした。
...しかしこの5年後に「地味な苦痛💀」が本格的に始まってしまったのです!!
2018年の1月に母が「リンパ性白血病」を発症して以降、私の回りの出来事がどんどん悪い方向へ進んでいきました。
母のサポートを仕事しながら殆ど私だけでやっていたので、かなりしんどかったです。
クリーンルームは病室の出入りが最初に決めた3人だけと決められていて、私と娘と弟にしたのですが弟が交代勤務だったので殆ど行ってもらえず💦今思うと姉に頼めばよかったと思いました😓
そして癌患者の家族は「第二の患者」と言われるくらい精神的にダメージがきます。
同居する家族ならなおさらです。
気を強く持とうと思っても余命宣告されているので未来はない。今頑張っている事はただの延命と思うと気は堕ちるばかり。頑張っても、母は死ぬって。
気分転換でストレス発散しに行っても、そこでまたショックなことが起こって堕ちて帰ってきたり...。
悪い事が過ぎると嘘みたいにまた悪い事が起きる。
そして気付いたころにはまた顎関節症が悪化していました。
精神的にものすごいストレスがかかると、起きているときも寝ているときもずっと歯を食いしばっているみたいで 朝起きると顎の激痛で上手く会話が出来ないくらいでした。
これはまずいと思いまた歯医者へ行ったのですが、5年前に行った新しい歯医者があまり良い評判を聞かなかったのでまた前の歯医者に戻ったんですよね~😅笑
「まぁマウスピースを作ってもらうだけやからいっか」と。
行ってみてまず口内のお掃除と検査を受けたんですが...
「これはかなり歯の食いしばりが酷いですねー。歯が歯茎に沈んでしまっています。前歯もこすれて減っていますね。最近ストレスとかあったりしますか?」と聞かれ
「次から次へと悪い事が起こってまして…」と言うと
誰かに話せば気もまぎれるだろうという感じで先生は
「どんなストレスですか?話してみたら気分が楽になるかもですよ」とカウンセリングみたいに聞いてきたので
「一番しんどいのが母が白血病で余命2年なんです。」と言ったら
「あぁ…」と何も言わなくなりました😓
「歯の食いしばりや歯ぎしりは癖もありますけど、精神的な緊張や不安が続いたりするとどうしても歯に力を入れてしまうんですよね。それを改善するにはやはりストレスを解消しないと…」と、先生。
そして私の酷い歯のすり減りは歯ぎしりや食いしばりが原因なので、すり減った部分をセラミックやレジンで修復してもまた擦り減ってなくなってしまう…。
結論を言うと「ストレスをなくさない限り歯のすり減りは治りません!!」ってことでした。
・・・じゃあストレスがなくなるまでマウスピースつけて耐えます。って話になりマウスピースを作って貰う事になりました😓
でもこのマウスピースにはとても助けてもらいましたね〜。
就寝中が本当に助かりました。起きてもあの強烈な痛みがない!
仕事中もずっとマウスピースを付けてるとマウスピースが早く悪くなっちゃうので(無意識に歯ぎしりしてる)食いしばりや歯ぎしり 防止にガムやミンティアを絶えず口に入れて嚙んでました。
こうして2年程何とかやり過ごし、そして母は他界してしまいました。
その頃にはマウスピースがボロボロに破れていて「落ち着いたらまた歯医者に行かなきゃ…。」と思ったんですが、ふと
「私のマウスピース生活っていつまで続くんだろ…。しかもここ最近顎関節症がまた悪化してきてるし、どうしたらこの痛みが取れて楽になるんだろう...。」
母が亡くなって落ち着いた時に改めてこんな不安が襲いました。
これから死ぬまでずっとこの痛みと生活していかなきゃいけないと思うと溜息しか出ませんでした。
とりあえずまたマウスピースを作ってもらおう。
そう思った翌々日くらいにある転機が訪れるのです\(^_^)/✨✨
最後までお読みいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ